パリ、オペラ大通り33番地に位置する「Chocolaterie Jade Genin」は、チョコレート愛好家にとって必見のスポットです。創業者ジェイド・ジュナンは、著名なショコラティエである父、ジャック・ジュナンのもとで育ち、幼少期からチョコレートに親しんできました。
ソルボンヌ大学で法学を学び、パリ弁護士会に登録したジェイドは、国際弁護士事務所での勤務を経験しますが、幼い頃から親しんだチョコレートへの想いを断ち切ることができませんでした。2019年、弁護士としてのキャリアを離れ、父のもとでショコラティエとしての道を歩み始め、3年間の修業を経て、2022年11月に自身のブティックをオープンしました。
店内は白を基調とした洗練されたデザインで、デザイナーのカレド・コルシによって手がけられました。大きなガラス窓から自然光が差し込み、明るく開放的な雰囲気を醸し出しています。父のブティックとは離れた場所を選んだのも、自らの独立を印象づけたいという想いからでした。
ジェイドのシグネチャーである「ピラミディオン」は、パリのコンコルド広場にあるオベリスクの頂点からインスピレーションを得た、小さなピラミッド型のチョコレートです。アジアのスパイスで風味付けされたもの、プラリネ、フルーツガナッシュ、ミルクチョコレートなど、多彩なフレーバーが揃っています。保存料や人工的な添加物は一切使用せず、砂糖の使用も最小限に、動物性製品の使用も控えめに抑えられています。
幼少期から父のチョコラトリーで過ごしてきたジェイドは、チョコレートを扱うと時間を忘れ、全身全霊でその作業に没頭すると語ります。「Chocolaterie Jade Genin」は、パリの中心部で独自のチョコレート体験を提供し、訪れる人々を魅了し続けています。