Cedric grolet - セドリックグロレ-Cédric grolet
セドリック・グロレ——
芸術のようなパティスリーの世界
フランスを代表する若き天才パティシエ、セドリック・グロレ(Cédric Grolet)。彼の創り出すお菓子は「デザート」という枠を超え、まるで美術館の展示品のように美しく、食べる人の感性を刺激します。フルーツや花、チョコレートをテーマにした彼の作品は、パリを訪れるスイーツ愛好家たちの憧れの的となっています。
夢のようなブティック、ル・ムーリスにて
セドリック・グロレの代表的な店舗が、パリ1区の五つ星ホテル「ル・ムーリス」内にある「la pâtisserie du Meurice par Cédric Grolet」。桃やレモン、ヘーゼルナッツといったフルーツを忠実に再現したケーキが並び、見た目はまさに果物そのものですが、一口食べると繊細なムースや香り豊かなクリームが広がります。「外見の完璧さ」と「内側の味の驚き」を融合させることに情熱を注ぐ——自然への敬意とパティスリーという芸術への愛情が、彼の作品には込められています。
2025年、チョコレートの魔法をかける新章
2025年10月、セドリック・グロレはオペラ大通りに新たにチョコレート専門店「Cédric et la Chocolaterie」をオープンしました。3年をかけて温めてきたこの企画は、児童小説『チョコレート工場の秘密』へのオマージュを込めた名前が付けられ、天井から吊るされたカカオの実や、絶えず流れ落ちるチョコレートの滝など、まるで童心に返るような没入感あふれる空間が広がります。ハートやフルーツの形をしたショコラ、繊細なプラリネまで、カカオ本来の香りを大切にした「甘さの哲学」が息づく新しい章です。
美しさと味覚の融合という、哲学
セドリック・グロレのスイーツが他と違う理由は、「見た目」と「味」のどちらにも一切の妥協がないこと。フランス・ロワール地方フィルミニ出身の彼は、14歳から厳しい製菓修業を積んできました。フルーツのリアルな外見を生み出すには何十もの工程があり、温度や湿度まで緻密に管理されています。その結果、ひとつのケーキがまるで生命を宿したかのような存在感を放つのです。
世界を魅了する、その影響力
パリを拠点に、サントロペ、モナコ、ロンドン、シンガポールにもブティックやカフェを展開するグロレ。Instagramでは1,400万人を超えるフォロワーを持ち、世界中の若いシェフたちにインスピレーションを与え続けています。「伝統と革新を融合させる」その姿勢は、まさに現代のフランス菓子を象徴する存在。CERISE PARISでは、そんな彼のような、素材の味を尊重しながら美を追求するクリエイターの精神——フランスのエスプリそのものを、日本の皆様にお届けしています。






