グラノーラの秘密——
その正体と、意外な歴史
最近流行のグラノーラ。名前は知っていても、「一体何でできているの?」「お菓子なの?ご飯の代わりになるの?」と聞かれると、意外と答えられない方も多いのではないでしょうか。グラノーラは、シリアル、シード、オイルシードを混ぜ合わせ、オーブンで焼き上げたもの。よく見ると、体に良さそうな材料ばかりなのが分かります。
主な材料
よく似た存在の「ミューズリー」とは、焼き上げる工程の有無などで区別されます。
1860年代、温泉療養所で生まれた発明
グラノーラの起源は1860年代初頭のアメリカ。温泉療養所を営んでいたジェームズ・ケイレブ・ジャクソン博士が、小麦粉を練った生地を天板に広げてオーブンで完全に乾かし、それを砕いてもう一度焼き、細かく砕くという製法を考案しました。ラテン語で「種」を意味する「granum」にちなみ「グルノーラ(Granula)」と名付けられたこの食品は、実はとても硬く、一晩牛乳に浸けてからでないと食べられないほどだったといいます。健康的な食事を届けたいというジャクソン博士の想いから、療養所の患者たちの朝食として提供されるようになりました。
名前をめぐる、ケロッグ博士との因縁
後にコーンフレークで知られることになるジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士は、自身が開発した似た食品に、同じ「グルノーラ」という名前をつけてしまいます。名前を無断で使われたジャクソン博士はケロッグ博士を提訴し、その結果ケロッグ博士は名称を「グラノーラ」へと改めることを余儀なくされました。
1900年代初頭、コーンフレークの発明によりケロッグは一大帝国を築きますが、当初の健康志向からは次第に遠ざかり、今日のシリアル製品の多くは砂糖がたっぷり詰め込まれたものになってしまいました。グラノーラが本来の食欲をそそる姿を取り戻すのは、1960年代のヒッピームーブメントの頃。果物やはちみつを加えるなど、より自然な配合へと見直されていったのです。
今日のグラノーラは、みな同じ?
今や世界中で親しまれ、ホテルの朝食にも欠かせない存在となったグラノーラ。健康的な食事の代表格として、多くの家庭で朝食に取り入れられています。しかし、市販の工業製品には、添加物や保存料、そして想像以上に多くの油や砂糖が使われていることも少なくありません。
ポワラーヌのグラノーラ&グラノーラバー
オイルや砂糖、添加物を一切使わず、100%ナチュラルな素材だけで作られたポワラーヌのグラノーラ。安心して食べられる味わいは、小さなお子さんにもおすすめです。Cerise Parisは、ポワラーヌとの正式なパートナーシップのもと、この新企画をご紹介しています。
