2003年には、新たな挑戦として、デザイナーのクラウディオ・コルッチと共に、パリの名門百貨店ル・ボン・マルシェ内に「Délicabar(デリカバー)」をオープン。ここでは“間食の粋(l’art du snacking)”というユニークなコンセプトのもと、これまでにないスタイルのデザートを提供し、多くのグルメから注目を集めました。
2009年にはDélicabarを閉店し、フランス国内外の一流レストランのデザート監修に携わるようになります。そして、2011年12月、パリ9区のRue des Martyrs(リュ・デ・マルティール)に、自身の名前を冠したパティスリー「Sébastien Gaudard」をオープン。2014年にはパリ中心部、チュイルリー公園近くにも2号店を開店しました。どちらの店舗も、古き良きフランスのパティスリーを思わせるクラシックな雰囲気の中で、伝統菓子を丁寧に作り続けています。