UN JOYAU FRANÇAIS
パート・ド・フリュイ
Pâte de fruit|フランスが誇る、果実そのもののお菓子
パート ド フリュイとは、フランス語で「果実のペースト」を意味する伝統菓子。フルーツピューレに砂糖とペクチンを加え、ゆっくりと煮詰めて固めたコンフィズリーで、フリュイ(果実)本来の味わいをぎゅっと凝縮したお菓子です。 パット ドゥ フリュイと表記されることもありますが、いずれも同じお菓子を指しています。
シンプルながら奥深いこのお菓子には、実は数百年にわたる長い歴史が息づいています。
果実を守る知恵から生まれた、長い歴史
パート ド フリュイの起源は、中世フランスにまで遡るといわれています。冷蔵技術のなかった時代、収穫した果実を長く保存するための知恵として、修道院の修道士たちが果実を砂糖で煮詰める製法を編み出したのが始まりとされています。 果実そのものを保存食に変えるこの技術は、やがてオーヴェルニュ地方(フランス中央高地)で大きく花開きました。
中でも中心地となったのが、クレルモン=フェランの街。この地方は良質なアプリコットの産地として知られており、最初のパート ド フリュイはアプリコットから作られたと伝えられています。19世紀に入ると、この地の菓子職人たちによって製法が洗練され、地域の特産品として広く知られるようになりました。
20世紀に入ると、パリの名だたるパティシエやショコラティエたちがこの伝統菓子に独自の解釈を加え始めます。単なる保存食から、洗練された嗜好品へ——パート ド フリュイは、時代とともにその立ち位置を大きく変えていったのです。
パート ド フリュイとは、何か
表面や周りにまぶされた砂糖のざらつきと、内側にぎゅっと詰まった果実のフレッシュな味わい——このコントラストこそが、パート フリュイ最大の魅力です。 一般的なグミやゼリーとは異なり、果実本来の酸味と香りがしっかりと感じられるのが特徴。フランスでは古くから、食後のデザートやティータイムのお供として親しまれてきました。
製法自体はシンプルですが、果実の含有量、砂糖の分量、煮詰める温度と時間の見極めには、長年培われた職人の経験が欠かせません。 わずかな違いが、最終的な食感と香りの奥行きを大きく左右するのです。
職人によって、まったく異なる表情に
同じ「パート ド フリュイ」という名前でも、手がける職人によってその味わいは大きく異なります。 果実の含有量を極限まで高めるパティシエもいれば、複数の果実を組み合わせて独自の香りを生み出すパティシエもいる。 伝統的な製法を守りながらも、それぞれのメゾンが独自の哲学を注ぎ込むことで、唯一無二の一粒が生まれるのです。 ここからは、パリを代表する4つのメゾンが手がけるパート ド フリュイをご紹介します。
パリの名店が手がける、4つの逸品
味わい方の、ちょっとしたコツ
パート ド フリュイは、常温でいただくのがおすすめです。冷蔵庫で保存していた場合は、食べる少し前に室温に戻すことで、果実本来の香りがより豊かに広がります。 紅茶や緑茶とのペアリングはもちろん、食後酒や辛口のシャンパーニュと合わせることで、大人のひとときを演出してくれる一品にもなります。 一粒ずつ味わいながら、フランスの職人たちが受け継いできた歴史に思いを馳せてみるのも、また一興です。
パート ド フリュイ 通販で、パリの味を
現地でしか出会えないと思われがちなパート ド フリュイですが、パート ド フリュイ 通販という形であれば、パリの空気をそのまま日本のご自宅で楽しむことができます。 フランス在住のCerise Parisが、パリの名店から直接買い付けたパート・ド・フリュイをお届けします。 中世の修道院から始まったこの小さな果実の物語を、ぜひご自身の食卓で体験してみてください。
PÂTE DE FRUITS, UN ART FRANÇAIS
パリの名店が手がける果実の宝石を、Cerise Parisが日本のご自宅までお届けします
